2009/9/27 ハイデルベルグ1日観光 [休日]

7:15 起床。天候は晴れだが吐く息が白い。少しずつ肌寒くなってきているのを感じる。
8:00 部屋で軽く朝食を済ませて出発する。外に出てみると思ったよりは寒くなかった。日が出てくると晴れていればまだ暖かい。病院の坂道を下りバス停に向かう。
8:25中央駅に到着。出発までまだ余裕があるので、列車で摘むパンなど軽食を買い込んだ。
8:35 シュトットガルト行き快速に乗車すべく向かう。ドアは閉まっている。ボタンを押すと開くようになっているのだ。開けっ放しにならないので、寒い冬などには良いシステムかも知れない。また、こちらはうるさい出発のベルやアナウンスはなく、時間が来ると定時に静かに出発していくのが面白い。
9:35 地球の歩き方でハイデルベルグ市内観光のおさらいをしたり、車窓から景色を眺めながらしているうちに到着した。
10:05 ハイデルベルグ行き列車(急行)出発まで時間があったので、もう慣れたシュトットガルト中央駅構内をうろついた後、定刻に出発した。DB(ドイツ鉄道)の特急や急行は列車の車体が白いので一目瞭然だ。その他の列車の車体は赤い。やはりスピードが速いのだろう、車窓からの景色の流れを早く感じる。ゆっくり見物という雰囲気ではない。
10:45 ハイデルベルグ中央駅に到着。古い歴史のある街だと聞いていたが駅自体は比較的新しい。駅周辺もヘンテコなモニュメントがあったりと結構近代的だ。
ハイデルベルグ駅前.jpg
11:00 インフォメーションセンターで市街地図をゲットし、バスに乗車する。
11:10 ビスマルク広場で降車。ここから旧市街を目指し歩いて見物する作戦にした。まだ日曜の午前中ということなのか歩行者天国の通りはまだ寂しい。少しずつ開店の準備をしているところのようだ。
11:30少し歩いていると尿意を催してきた。探すがあまりW/Cが見当たらない。ちょうど博物館のような建物があったので、料金(1.8Eur)を払って中に入らせてもらった。用を足した後、ここは何の博物館なのかようやく理解する。ここはプファルツ選帝侯博物館という所だった。奥まった場所に更に内部は伸びていて、建物も18世紀に建てられたバロック様式の宮殿風であった。調度品やら絵画など当時の王侯貴族の生活を垣間見ることができた。中でも木彫りの見事な祭壇は目を見張るものがあった。また、近郊で発掘されたというハイデルベルグ人(原人)の展示などもあるし、館内はかなり広く盛りだくさんの内容だったので疲れてしまった。トイレ代としては儲かった気がする。
12:20 大学広場という賑やかな場所に着く。ここではたくさんの出店が並び、屋外で楽しそうに人々がビールを飲んだり食事をしている。屋外ステージもあり、何やら催し物もやっている。イイ匂いにつられて、ステーキバーガー(前の人のマネをしてマスタードをたっぷりつけたら味が濃厚になり過ぎた)を購入。喉も乾いたしビールが美味しそうなので購入(陶製の小ジョッキで3Eur、但し購入時に5Eur余計にジョッキの料金を払い、飲み終えたら店に返しに行き5Eur戻してもらう。お土産にそのまま持って帰っても良い)。
大学広場の出店.jpg晴天下でのビールは最高!.jpg
13:00 ほろ酔いになりながら、学生牢(入場料無料)という観光客の人気スポットに立ち寄り、当時の学生が投獄中に壁や天井に描いたという落書きを眺め、古き良き学生時代を思い出した。
学生牢の落書き.jpg
13:15 ケーブルカーで頂上を目指す。往復8Eurである。いったん中腹駅で小さいケーブルカーに乗り換える。天気が良いからか観光客が多い。今までドイツで行ったどこよりも人が多い気がする。日本人観光客もちらほら見られる。それ以上に中国人観光客の姿が目に付いた。ドイツ人には見分けがつかないと言うが、日本人からみれば中国人はだいたい判別できる。喋らなくても何となく違うのだ。
13:45 標高550mのケーニヒストールに到着。特に何がある訳ではなくただ景色が良いという感じだ。ここでも皆一様にビールを飲んでいる。本当に好きなんだな。5セントに圧延刻印してくれる記念メダル製造器が何気に置いてある。セルフサービスで1Eurと5セント入れる。すると、入れた5セントを自分でハンドルをぐるぐる回して押しつぶし、名所の刻印が入るというシステムだ。だいたい観光名所に置いてあって、今まではあまり見向きもしなかったが、ちょうど5セントがあったので試しにやってみた。もとは円形だったコインが楕円形に薄く変形し刻印されチャリンと出てくる。日本では硬貨を変形させると違法行為で捕まってしまうと思うけど。
14:15 下りケーブルカーに乗る。景色は良かったが天気が良すぎるせいか全体的には何となく霞んでしまっていた。
山頂よりハイデルベル市街を眺める.jpg
14:30 ハイデルベルグ観光の目玉、ハイデルベルグ城を散策する。古いが見事な造りだ。現在も改修工事が行われている。途中、日本人観光ツアー集団に遭遇する。みな同じように写真を撮り、耳にはガイドさんの説明を遠くでも聴けるイヤフォンを付けている。暫くガイドさんの近くに何気なく位置し、説明をふむふむと盗み聞きしたりした。城の地下には世界最大級というワインの大樽が置いてありかなりの迫力だった。
城からの市街の風景.jpgハイデルベルグ城.jpg世界最大級ワインの大樽.jpg
15:00 帰りは歩いて降りることにした。5-6分で麓まで降りることはできたが、ここを登るとなると坂が急なので辛いかも知れない。そのままネッカー川にかかる古橋を目指す。途中のマルクト広場でのんびり過ごす人々がいる。日本人は観光と言うと色々な場所にいそいそと移動したがることが多いが、1ヵ所でのんびりと言うのも悪くないなと思う。
市街よりハイデルベルグ城を眺める.jpg
15:20 そろそろ駅に戻ろうとバス停を探すがなかなか見当たらない。仕方がないのでタクシーで駅に戻ることにした。タクシー代は高くつく。
15:30 駅到着。出発まで少し時間があり、フレッシュジュースを注文。Sサイズにしたら氷を入れてくれなくてヌルかった。
15:50 ハイルブロン行き鈍行列車に乗る。この路線はネッカー渓谷沿いを走り、いわゆる古城街道のハイライトと言われている所だ。車でのんびりと行くのが一番良いようだが、車窓からの眺めを楽しむことにした。反対側の座席(進行方向右側に座るべき)しか空いてなかったので遠めの窓越しからであったが、所々川沿いに点在する街並みや山の頂き付近にある古城(ホテルになっているよう)を見ることができた。しかし、少しウトウトしたので見過ごしたポイントがあるのかも知れない。
16:50 ハイルブロン駅到着。思ったより大きい駅だった。せっかくなので市街地まで歩いてみることにした。10分程で中心まで着いた。街自体は小さいが活気のある感じだった。少しお腹が空いてきたので、オープンカフェでスープカレー(クリームが乗っており甘くてイメージとちょっと違うものが運ばれてくる・・・)を頂いた。味はまあまあ。
IMG_1030.jpgIMG_1032.jpg
17:40 駅に戻ってきて帰りのチケットを購入する。シュトゥトガルト経由でチュービンゲンに向かう。乗り継ぎがあまり良くないので帰りがちょっと遅くなりそうだ。
18:00 出発。この路線は初めてだったが、途中にぶどう畑(段々畑で線路脇まで迫ってきている。収穫の際など危なくないのかと思ってしまう)やトウモロコシ畑などのどかな田園風景が広がっている。
18:45 シュトゥトガルト中央駅到着。また出発まで時間が空いてしまう。チュービンゲン行きは、土曜日以外は1時間に1本くらいしかないのだ。
19:20 出発。外は暗くなり始めてしまった。外が暗くなってしまうと何となく疲れるものだ。列車内でまたウトウトしていた。
20:50 帰宅する。
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