2009/10/24 ベルリンの壁とは何だったのか? [休日]

9:30 朝食会場に向かう。ビュッフェ形式でなかなか品数が多い。オムレツをその場で焼いてくれる。たいがいこのサービスのあるホテルは良いホテルが多い印象。オレンジを生で絞って飲むのも楽しい(2個分でちょうどコップ一杯)。
10:20 観光に出かける。気温は低めなので重ね着をして防寒対策とする(厚手のコートは持っていかなかったので)。またミュンヘンでサッカー観戦の時に買ったマフラーがあったのでそれを着用する(しかしベルリンでバイエルンミュンヘンのマフラーを身に着けるのは、大阪で巨人の帽子をかぶる感じか?)。ホテル前から6月19日通りをベルリン工科大学側に向かう路上では蚤の市をやっている。結構規模が大きく、ゆっくり一周して40-50分かかってしまう。寒かったので手袋が欲しく、1周してから目を付けていた店で10Eurを8Eurにしてもらって購入(革製のしっかりしたものなので結構お買い得と思う)。その他、旧東ドイツの帽子や古道具など、また昔の使用済みの絵ハガキ(旧東の消印が貴重なのか?)なども売りに出されている。本当に色々な物が売られているのだが、人形がソファに並べて座っているのはちょっと怖すぎ。。。
6月17日通りの蚤の市.jpg蚤の市に何で手術道具が?.jpg怖すぎるお人形さんたち.jpg
11:30 一駅分歩いて、ツォー駅(動物園という意味)にUバーンで向かう(1日乗車券を購入しておく)。ここには有名なカイザー・ヴィルヘルム教会がある。19世紀末に建てられたネオロマネスク様式の教会(ガイド本情報)だが、1943年の空襲で破壊されてしまったそうだ。修復せずに崩れたままの姿で保存されている。その点、広島の原爆ドームに通じるものがある。戦争の悲惨さを後世に伝えるためのモニュメント的役割を果たしているものと思われる。また目を見張るのが、その隣の八角形の建物(戦後に新しく建てられた教会)で、内部が深い青色のステンドグラスに覆われており、その迫力に圧倒されてしまった(しかも入場料無料)。パイプオルガンの音量も凄い。
修復されていないカイザー・ヴィルヘルム教会.jpg青色のステンドグラスが美しい教会内部.jpg
12:15 インビスでカレーブルストをまたもや購入(こちらに来て何回食べただろうか?)。ちょっとした広場でパフォーマンスをしている集団がおり、人だかりを作っている。
12:30 市内巡回バスツアー券を購入する。これは市内15ヵ所のポイントで自由に乗り降りが出来るものでバス車内では各国の音声ガイドがついている(日本語もある)。しかも、10-15分置きにやってくるので結構便利(20Eur)。これとUバーンを使えばたいていの見どころは抑えられると考えた。
13:00 音声ガイドを聞きながら、まずはポツダム広場で降りてみる。ここはかなり近代的な建物が立ち並んだ空間で、さながらメトロポリタンといった趣きだ。その中心的建物がソニーセンターである。テント屋根に覆われた広いこの建物は、この一角の象徴的存在と思われる。東西分裂時代は壁際にあったことより、開発は壁崩壊後に一気に加速したとのことである。
14:00 Uバーンでユダヤ人犠牲者記念館に向かう。コンクリート製のブロックが広い敷地内に迷路のように並んでいる。ここは虐殺されたユダヤ人の捧げられた記念碑である。
ユダヤ人犠牲者記念館.jpg
14:15 歩いてブランデンブルグ門にやってきた。ここはベルリンの最も有名な観光スポットと言っても良いだろう。分裂時代は門のすぐそばに壁が築かれていたため、この門をくぐることは出来なかったが、今では誰もが通れるようになった。いわば統一ドイツの象徴的建物なのである。銅像に扮したパフォーマーと一緒に写真を撮っている人など観光客がとても多かった。その後、ドイツ連邦議会議事堂を通り(中も見学できるのだが長蛇の列を作っていたので諦めた)、Uバーンの駅に向かう。
ブランデンブルグ門前で銅像パフォーマー.jpg行列の連邦議会議事堂.jpg
15:00 Sバーンに乗り換え、オスト駅に到着。ここからシュプレー川に向かって歩いていくと、ベルリンの壁が一部残されている場所がある。そこはイーストサイドギャラリーと呼ばれ、1.3Kmに渡ってドイツ内外のアーティストが描いた壁画がオープンギャラリーになっている。色とりどりの絵を興味深く見ながら歩く。途中、老健施設の職員風の人達が高齢の方々を車いすに乗せ、押しながら見学している集団を見かけた。旧東の方々なのだろうか?あの時代を思い出しているのかも知れない。ちょうど駅一つ分歩いた。
有名な首脳同士の接吻.jpg壁画を描くアーティスト.jpgイーストサイドギャラリーにて.jpg
16:00 もう一つのベルリン名所である、チェックポイントチャーリーに到着(ベルリン初日に飲み会をした場所から実は近かったのを改めて知る)。ここも観光客が多い。絵ハガキにもなっているポイントで写真撮影。改めて壁があって分断されていた当時に思いをよせてみる。
チェックポイントチャーリー.jpgチェックポイント看板.jpg
16:40 市内巡回バスに乗り込む。ちょっと歩き疲れていたのでちょうど良い休憩となる。ガイドで案内を聞きながら、博物館の島のあるエリアで降車することにする。
17:00 ベルリン大聖堂を眺めながら、DDRミュージアムに入ってみる。DDRとは旧東ドイツの略称。当時の市民の暮らしを再現した博物館でそれ程広くはないが、レトロなデザインのプロダクツやら変わった生活を垣間見ることができた。ここも中はとても混雑していた。今日はどこも観光客でいっぱいな気がする。
17:20 ペルガモン博物館に到着する。受付で18時までですよと言われ、いったん諦めて帰ろうとしたが、まあちょっとでも見ていくかと戻って入場料を払おうとすると、学生料金(半額)で入れてくれた。残念がって可哀そうに見えたのだろうか?ちょっとラッキー。音声ガイドは無料(日本語もある)で貸してくれるので親切。ゼウスの大祭壇やバビロニアのイシュタール門(青い色のレンガを使用している)などいずれも博物館の中にあるとは思えないようなスケールの大きさに圧倒されてしまう。歴史にはあまり興味がなかったので、これくらいの時間でも十分満足だった(疲れていたのもある)。
ゼウスの大祭壇.jpgバビロニアのイシュタール門.jpg
18:00 博物館の島の蚤の市(ちょうど店じまいの頃だったが)を通って戻る。ここのはアート&ノスタルジーマーケットというだけあって絵画や工芸品なども結構置いてあった。
19:00 バスで戻ったのだが、間違えて少し早めに降りてしまう。ちょうど、ベトナム料理店があったので、迷わず入って夕食をとった。今日も充実した一日であった。

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