2009/9/20 急遽予定変更日曜観光 [休日]

8:30 起床する。何となく天気は良くない雰囲気だが外はまだ見ていない。
9:00 朝食をとる。昨晩はサラダだけだったので何となくお腹が空いている。ラーメンにチーズとハムとふえるわかめちゃんを入れてみた。意外にイケるので驚いた。さて窓を開けてみよう!残念ながら小雨がぱらついていた。今日の観光は中止として部屋でスケッチでもするかな・・・とちょっとがっくりする。
11:00 日記をつけたりしていると、何となく外が明るくなってきている。どうも雨が止んだようだ。雲も少なくなってきている。さあどうしよう・・・。出かけるには少し遅いが。でもせっかくだから出かけよう!と急いで支度をする。
11:30 駅に向かう。昨日の予定では早めに家を出て、古城街道の起点でもあるハイデルベルグに行こうとたくらんでいたのだが、この時間だともう余裕がない。急遽変更して、シュトゥトガルト近郊の観光名所に向かうことにする。
12:00 駅で時刻表をじっくり見て時間調整をする。う~む、タイミングがあまり良くないようだ。
駅に貼り出されている時刻表.jpg
仕方なく、またバーガーキングに立ち寄る。少しでもヘルシーにとチキンバーガーにしてみた。途中、切符の自動販売機で少し困っていたら、隣でやはり困っている女学生もいて、お互いつたない英語同士で無事何とか解決する(自動販売機の購入の仕方がちょっと複雑で解りにくいのだ)。
12:35 シュトゥトガルト行きの快速に乗り込む。二階建てのやはり二階に乗り込む。そう言えば、ここの駅はプラットフォームの高さが低いな。チュービンゲン市内では何だか人が多いな。マラソン大会でもしているのか?などと車窓から眺めている。途中、線路沿いにちょっとした庭のようなスペースが続く区画がある。住宅の密集している駅近郊に多い風景なのだが、その庭では子供たちが遊んでいたり、おじさんがリクライニングチェアで本を読んでいたり、家庭菜園をしていたり、またバーベキューを楽しんだりしているのだ。どうも家の庭とは別の離れの庭とでも言うのだろうか?比較的安価で購入できるのかも知れない。土地の有効利用なのだろう。しかし、線路沿いなのでちょっとうるさいかも知れないし、車窓から見知らぬ人に見られてしまうという欠点もあるかも。
13:30 天気も次第に回復してきて、気分も乗ってきた。シュトゥトガルトに到着した。この駅ももうだいぶ慣れた。日本から始めて来た時はホント右も左も解らなかったけど・・。
13:50 Sバーンという近郊都市線に慌てて乗り込む。S4・5に乗れば良いと思って安心していたのが間違いで、S4は良かったけど逆方面行きに飛び乗ってしまった。3駅目で気づいてまた戻ってくる。ちょっと時間をロスしてしまう。
14:20 ルードヴィヒスブルグ駅に到着。ここにはベルサイユ宮殿に似た庭園の美しいお城があるというのでやってきた。バスの行き先表示が良く解らず、運転手にドイツ語で聞いてみると、早口でまくし立てられさっぱり解らない。下手にドイツ語を使うと相手もドイツ語で返してくるので、重要な場面では全然役に立たない。。。
14:40 何とか目的地にバスで到着(ものの5分くらいだった)。入口まで歩き(広いので遠い)、入場券を購入する。中は広く庭園内の池では何やら催し物をやって司会者がマイクで騒いでいる。池の中にかぼちゃのボートを浮かべて選手が競争しているようだ。何となく微笑ましい光景だった。この時期は収穫祭のようなことをするようだ。有名なThanks givingやハロウィン何かが代表的な行事である。どうやらアメリカの方が盛んみたいだけど。
ルードヴィヒスブルグ城.jpgルードヴィヒスブルグ城中庭から.jpg
15:20 宮殿内のトイレを拝借した(途中、急に少し腹の虫が騒ぎだした)。だいたい公共の場での便所は料金を取られる。相場は50セントくらいのようだ。決められている所もあれば(駅などは表示されている)、up to youみたいな場所も多い。たいがい掃除のおばさんが座っているのだが、一日中働きつつお金を徴収している。残念ながら1EURしかコインがなかった。お釣りをもらうのも変なので、そのままチャリンと格好良く、おばさん釣りは要らないよとは言わなかったが、そのまま颯爽とトイレを後にした。
15:30 次の目的地ミュールアッカーへ向かう。ここは有名な修道院のある場所で、ルードヴィヒスブルグから列車で30分ほどで到着する。ちょうど乗り継ぎは良かった。
16:00 ミュールアッカー駅到着。急に小雨がぱらつく。修道院方面行きのバスが1時間後と先なので、仕方なしにタクシーを利用した。久し振りのタクシーだ。こちらはだいたいベンツのタクシーなので乗り心地は良い。田舎道だがスピードをかなり出し怖い。
16:15 少々焦りつつも無事目的地マウルブロン修道院に到着した。ラッキーにも雨は上がって晴れ間も見えだした。ここは900年くらい前に建立されたらしく非常に歴史がある。ユネスコの世界遺産にも登録されているようだ。
マウルブロン修道院.jpg
有名なヘルマン・ヘッセの小説の舞台にも使用されているとのこと。ヘッセ自身もこの修道院で学んでいる・・・などと言う知識を地球の歩き方からゲットした上で見学する。ガイドフォンは借りずにぶらぶらと内部を散策する。当然修復はされているのであろうが、中世の修道院がここまで温存されているのには驚いた。華やかさはないが重厚な歴史を感じる。中の長い回廊にいたっては何となく静けさを感じてしまう。
17:00 出口付近で中学生か高校生くらいの子達が即席で合唱を始めている。ソプラノ・テノール・バスと4人で揃っていて結構上手に歌っている。帽子が床に置いてあるので小遣い稼ぎなのだろう。結構貰ってるな~と感心。写真も撮らせてもらったから2EURプレゼントしてあげた。
修道院内で即席合唱団.jpg
17:20 修道院付近もちょっと雰囲気の良い建物があり土産物屋が並んでいる。特には買わなかったが、結構レアなものも置いてあったので、時間があればここら辺で買い物なんかするのも良いかも知れない。さて帰ろうかな?とバス停を探すが見つからず、仕方なくタクシーを呼ぼうとしてうろついていると、修道院内でも見かけたおじさん二人組の一人が声を掛けてきた。どうしたんだ?何か困っているのか?バスで駅まで戻りたいんだけどバスがないみたいで・・・。タクシーもいないし困っていました。そうか、タクシーは普通ここらでは待っていないから呼ばないと来ないぞ。どこまで帰るんだい?シュトゥトガルトまでです。そうか、では近くの駅まで送ってあげよう。えー本当ですか?大変有難うございます(ここだけ変なドイツ語)。ということでハンスと名乗る男性ともう一人名前を忘れてしまった(こちらは英語があまり話せないみたい)運転する方と3人で駅まで向かってくれることになった。車はアウディの高級車だった。せいぜい一番近い駅まで乗せてくれるのだろうと思っていたら、シュトゥトガルト近郊のSバーンも発着するBietgheim-Bissingenという駅まで30分くらいかけて送ってくれた。これには驚いてしまった。途中、あまりにも時間がかかるので拉致されるのでは?とちょと不安になり、今ここはどこですか?って尋ねると、心配要らないよ。Sバーンの止まる駅まで送ってあげるからと。とても親切だったのだ。靖国神社とか日独同盟国とかどうも古い歴史も知っているようでちょっと親日家だったよう。付近の工場の説明なんかもしてくれたり。。。
18:00 何とも駅の構内まで送ってきてくれて最後にお別れした。手造りの名刺(顔写真入り)をお礼に手渡した。メールをくれるとのこと。メールが来たらお礼をしなければ。列車に乗り込みシュトットガルトに向かう。
お世話になったハンスさんと.jpg
18:25 白ウィンナーパンを購入し、シュトットガルト出発。今日は何とか明るいうちに帰れそうだ。あの二人組のお陰で時間短縮できた。
19:20 チュービンゲン中央駅到着。尿意を催していたが、バスが来ていたので急いで乗り込む。バスの小刻みな揺れがタマラナイ。軽く腰を浮かしつつ隣のおばさんに心配されつつようやくBG病院前到着。
19:50 帰宅しすっきりした次第であった。まだ何とか明るいので少しゆっくりしてから病院に向かう。
20:30インターネットを楽しむ。Rahmanianの部屋はこの週末でとても片付いている。奥さんでも連れて来て一緒に片付けたのだろうか?しかし、書類はまだ少し残っているみたいだ(書類と言っても日本と違い最後にサインするだけみたいだけど)。
22:00 部屋に戻る。少し夜食を食べる。溜まったレシートやら切符やらを整理する。
25:00頃 今日もゆっくりと風呂に入り就寝する。明日も頑張ろうか!
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