2009/8/28 ドイツへ出発 [旅程]

8:00いつもと同じように朝はやってきた。天候は小雨。長期出張する人間を天は暖かく見送ってくれる訳ではなかった。
11:00 妻と慌ただしく準備を済ませ福岡空港に向かう。私はこの福岡空港が結構好きだ。街中に位置しているという立地の良さだけでなく、主要なアジアの都市行きの国際線がほぼ発着しており、北京やソウルを経由すればヨーロッパもたやすく行けてしまうのだ。普通は成田や関空で乗り継ぐかでしょうが、国内の移動を最小限に抑えられることは出費削減にもつながるし、異国の地でのトランジットはちょっと小粋な休憩という感覚でこれも悪くないのだ。また、夜のランディングの際に福岡ベイサイドから周回して眼下に居住地が迫りくる感覚は迫力がある。落ちたら大変という危機感をほんの一瞬感じた末の着陸成功の安堵感。この間隔を過去に何度味わってきたことだろうか?
12:30 空港到着。まだチェックインまで時間がある。妻と買い物(お土産の買い忘れていたものなど)や最後の日本での食事を済ませ(急にそばが食べたくなった)、いよいよ搭乗となりしばしのお別れ。留守番よろしく頼みます。
福岡空港国際線出発口.jpg
14:30 出国手続きをしたのはいいが、15時10分発の中国国際航空(ANAコードシェア便)大連経由北京行きは大幅に到着が遅れていた。2時間以上遅れるというアナウンスが流れるとツアー集団の赤ら顔のおっちゃん集団がワーワー言いだした。自分としてはどうせ北京で8時間以上もトランジットで待たされるのであまり気にはならなかったが、妻が見送りにきていたので可哀そうなことになってしまったのだ。残念ながら、福岡空港の国際線は出国後JALやANAのプレミアム会員用のラウンジしかないためゆっくりくつろげる場所はなかった。チキショー。JALのサファイアはもうちょっとのところまで来ていたのだが。インターネットを使わせて貰えないかとラウンジ受付でお願いしていた時に、奥の方から勝ち誇ったようにニヤケていた小太りの油ぎっちょめ覚えておれ。腹いせに気持ちを落ち着かせるべく今日の出来事をまとめることとした。
16:30 搭乗を待ちかまえている乗客がしびれを切らし始めたのを察知してかどうかは定かでないが、航空会社がアナウンスで500円分の食事券を配布すると連絡してきた。苛立っていた空気が一瞬にして、そうだろそうこなくちゃ的なちょっとした安堵感に変わり、皆一目散に食券をゲット。買出しに並ぶのだった。人の気持ちって結構単純なんよね。
航空機遅れによる食券配布.jpg
17:40 ようやく出発。日本人ツアー客が多い感じでちょっとウザい。大連経由北京行きだったことを知ったのはチェックインの時。いったん大連で入国手続きを済ませてから北京入りするのだ。大連で降りる者もいたが乗継ぎの集団は小一時間ほど大連で放置された。同じ便の同じ座席にまた舞い戻る。この小休止はいらなかったな~。さすが格安航空会社の経営戦略だね。恐れ入りました
福岡→大連 機内食.jpg
20:00 大連出発。北京までは1時間程度だ。窓際ではなかったのが、となりのおばちゃん二人組を気にせず、到着間際に身を乗り出し外を眺めてみると大都市特有のきらびやかな夜景が広がっていた。発展途上中とはいえ既に世界有数の大都市の風格を感じた。いつかは日本も食われてしまうのかと脳裏をよぎってしまう。
乗り継ぎの大連空港.jpg
21:30 フランクフルトへ向かうのだから今度は出国になるのか?大連で中国の入国を済ませていたからここは中国国内を移動していることになるのかと若干混乱し、若い女性係員に尋ねこちらで出国手続きをとって中で待機するとの情報を得た。若い見習い係員みたいのが多く何だか要領を得ておらず、長い渋滞の列を作っていた。効率が悪いな。中国人の会話は何となくケンカ腰に聞こえてしまうから落ち着かない。
22:00 空港のクレジット会社のラウンジを探してもらうが何度聞いてもここでは使えないとのこと。どうなってんだ北京は?仕方がないからぶらついてたどり着いた空港ホテルの休憩ルームを交渉して借りた(3時間で6000円也、どうしてもインターネットが使いたかったので仕方がなかったのだ。でもシャワーも使えてベッドでくつろげ、ミネラルウォーターやミルクがもらえたので文句は言うまい)。メールの確認を行ってから小一時間仮眠を取った。寝過さないようにホテルは出発時間に合わせてしっかりウェイクアップコールをかけてくれるので安心できた。

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