2009/10/10 Zwart先生宅に招待されテレビサッカー観戦 [休日]

8:00 起床。今日は学会最終日だったのだが、先日行われたcadever courseの片付け(遊離腓骨の後始末で簡単な骨接合をしておくのだそう)があるから手伝う予定になっている。朝方、学生のGonserから連絡が入ることになっていた。
10:00 連絡が来ないのでおかしいと思い病院に向かう(携帯は部屋にあったのだが、院内PHSは病院で充電中だったため)。しかし、院内PHSにも連絡が入っていない。Gonserの連絡先は聞いてなかったので、Rahmanianに連絡を取るが学会中のためか連絡が取れない。仕方なく病院で仕事をして連絡を待っていた。
11:00 日手会から投稿論文の査読結果が来ていたので修正を行っていた。ようやくRahmanianから連絡が入る。今日の解剖の手伝いはしなくていいよ。(おいおい、こちらはずっと待っていたんだぞ。。。)今からどうする?学会に来るか?いや、もう時間が中途半端だからやめておくよ。そうか。じゃまた月曜に会おう!とまあこんな感じだ。強く要求をしないと優先順位は後回しにされる傾向にあるので、こちらでの生活では注意が必要かも知れない。日本人は人が良過ぎるから。
12:30 お腹も空いてきたので、Casinoに向かう。ちょうどSunderと関節チームのZwart先生(Op室でたまに話すことがあった髭がくるんと上がったOberst)が食事している。一緒に加わらせてもらった。今から腸腰筋膿瘍の緊急手術があるのだそうだ。今日は天気が良くないのでSunderは外出せず部屋にいたため呼び出しがかかったようだ。来週からtrauma teamに回らせてもらうことを告げると、今晩、サッカーのドイツ対ロシアの大事な試合があるので一緒に見ないか?と誘われた。学会も行かないし特に予定もなかったので付き合わせてもらうことにした。夕方に連絡するからと言って去って行った。
14:00 残った仕事を片付けて、部屋に戻る。曇天ではあるが雨は上がってきたようだ。天気は悪いが1週間分の洗濯をしておくことにする。ミュージックを流し軽快に家事をこなす。昨日の軽い下痢もおさまっており調子は悪くなかった。
15:00 しかし何だか少し身体が重くなってきたのでベッドで横になってテレビを見ているといつの間にか寝てしまっていた。
16:30 昼間のZwart医師から連絡が入り、今から行こうということとなる。5分後に救急受付の前でと言われ、急いで準備する。スポーツバーみたいな場所で飲むのかと思いきや、先生のご自宅に招待してくれるとのこと。ビールもを飲むということだったので、日本からのside dishes(マヨい~かとかチーズかまぼこ)を持参することとした。
17:10 途中スーパーに寄って、食料やビールなどを買い込んでから先生のご自宅に車で連れて行ってくれた。
チキンを品定めするZwart先生.jpg
閑静な住宅街で、BG病院から車で5分とかからない場所であった。家はそれ程大きくはないが、地下も入れると4階建てになっていた。
17:30 奥さんが迎えてくれて(英語が堪能)、Sunderとともにテーブル席に座らせて頂き、自家製のプラムケーキや紅茶を御馳走になった。ほどよい甘さで美味しかった。
ケーキを食べるZwack夫妻.jpg
17:45 テレビをつけて、今日のメインイベントであるドイツvsロシアの試合を見る。もう前半の終りに近づいていたが、1-0でドイツが勝っている。先生は今でもインドアのサッカーをすることもあるくらいサッカー好きのようだ。年齢は55歳と言っていたが。学生の頃もサッカーは良くしていたとのこと。当然、ドイツ側の応援に入らねばならない。Sunderはそれ程詳しい訳ではないが、人が良いので話を合わせてくれていた。
18:50 後半よりビールを飲みながらの観戦となる。ビールのつまみとして、日本からのマヨい~かは好評だった。試合は後半残り25分くらいにドイツ人ディフェンダーが退場となってから、ロシアチームに押されていた(フォワードのアルシャービンの動きが良かった)がそのまま1-0で逃げ切って勝利。見事、2010年南アフリカワールドカップ出場件を手に入れたのであった。時々盛り上がって声を上げる場面もあったが、比較的大人しい観戦だった。奥さんは二階に仕事に行ってしまっていたし。ドイツにとってはワールドカップへの出場は当然で、そこの決勝トーナメントでどこまで行くかが重要であるとのこと。
ビールを飲みつつサッカー観戦.jpg
19:00 少しイイ感じになってきて、先生がご自宅内を案内してくれた。地下が書斎になっており、たくさんのコレクションが陳列されている。物を集めるのが趣味らしく、学生時代にフランスで自ら発掘した人骨(本物)が幾つかあった。また日曜大工も趣味でたくさんの工具が物置にあった。さらに、奥さんが趣味で作っているというジャムやペーストの瓶が所狭しと並べられいた。地下は趣味の部屋のようになっている。ちょっとしたジムのような一角もあった。2階や3階は寝室や子供部屋(3人お子さんがおり、今は14歳の娘さんのみ一緒に暮らしている)があった。
コレクションを見せてくれる.jpg
19:15 夕食の準備に取りかかる。Rahmanian邸に招待された時もそうだったが、何となく手伝った方が良い雰囲気だったので、一緒に(今度はSunderもいるので3人も・・・)キッチンに入って野菜を切ったり、フライパンで炒めたりとお手伝いする。今日はスパイシーチキンと野菜炒め(インド人がいるためかカレー味となった)、細いライスであった。
厨房にて.jpg
20:00 奥さんがお皿を並べてくれた(週末は先生が作ることも多いのだそうだ)。さあ頂こう!友達と映画を見に行っていたという娘さんも帰宅したので5人で食卓を囲む。娘さんはまだ英語の理解が完全ではなく、なかなか話に加われずにいたので、私が下手なドイツ語で話かけてみる。いわゆる思春期なのだろう、若干両親とは距離を置きたいのかなという雰囲気を感じたりもした。食事の方は少し味濃い目だったが美味しかった。Sunderもいたので、インドやオマーンの話をしてくれたり、日本のことを聞かれたりして楽しいひと時を過ごせた。
食卓を囲んで.jpg本日のメニュー.jpg
21:45 結構いい時間になってしまった。そろそろお暇致しますということになる。Zwack先生が車で送ってくれるそうだ(ビールを飲んでいるが・・・)。やはりドイツではビール程度の飲酒は多めに見られているようだ。外で空を見上げると若干雲はあたものの、星が綺麗に見えている。先生は天体にも詳しいようで色々と説明してくれた(ちょっと外は寒かったのだが)。
22:00 病院敷地内の部屋の前まで2人を送ってくれてお別れとなる。来週からはtrauma teamだったのでちょうど良い顔合わせとなった。

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